
中川幸夫さんの芸術活動を応援、支援するため、中川幸夫事務所を設立しました。
僕は「花のいのちを見極めたい」と花と格闘しつづけている中川さんの、命がけの仕事に感動してきました。
それどころか彼は、花、植物にとどまらず芸術表現を書や硝子の造型にひろげていきました。多芸といってはいけません。生け花と書と硝子造型とは、中川さんの芸術表現風土に咲いた花々です。
考えてみると純粋に日本文化を表現する造形作家は、先に千利休があり、何世紀あとに中川幸夫が現れたと思っています。中川さんは日本文化のニッポニア・ニッポンです。残念ですが貴重な絶滅種です。僕と同じ瀬戸内に生まれ、同じ美しい夕日を見、同じ小魚を食べて育った中川さんを放っておいてはいけない、すみに置いてはいけない、日本の中央に見据えたい。−同じ思いを持つ世話人のみなさんと一緒にニッポニア・ニッポン中川幸夫の仕事をもりたてていきたいのです。