「翳(かげ)をくぐる」闇と痛みから生まれる声を短詩に結実させてきた笹原由理の『夜の声/夜の場所』に続く第三詩集。傷みと抵抗、月光浴、春風に身投げ、といった6つの詩郡にエッセイ付。 純潔 木蓮の 白い花弁(はな)が 一斉に 春の風に 身投げする 絆 落ちそうな心を 離すまいと 握りしめられた 手の跡が 闇の中で白く光る著/笹原由理画/遠藤彰子四六判 上製本 120頁