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銅版画家・駒井哲郎 掌上にひろがる星座のように (展覧会公式カタログ)


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銅版画家・駒井哲郎 掌上にひろがる星座のように (展覧会公式カタログ)
2026年9月
定価 : 3,300 円 (本体 : 3,000 円)
ISBN 978-4-7630-2606-4 C0071
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僕は銅版画が好きだ。
うす薔薇色の鏡のように磨かれたほのかに光る銅版を見ていると、
版の上に色々のイマージュが想像の裡に浮んでくる

「銅版画家・駒井哲郎 掌上にひろがる星座のように」展、公式図録兼書籍。


日本の版画史に重要な足跡をのこした版画家・駒井哲郎(1920-1976)。
本書は没後50年を記念して開催される「銅版画家・駒井哲郎 掌上にひろがる星座のように」展の図録兼書籍である。
独自の幻想的な世界をエッチングなどで表現した初期から晩年までの版画や、若い頃の希少な油彩画、書籍への挿絵原画といった作品により、駒井の歩みをたどる。
生前に所有していた国内外の版画作品も紹介、アトリエでの姿をとらえた写真をはじめとする資料を通じ、その人間像に迫る。

<目次>
巻頭寄稿「装幀は事後的に生かされる」/堀江敏幸(小説家・フランス文学者)
インタビュー「父・駒井哲郎との束の間の瞬間(とき)」/駒井亜里(駒井哲郎 長男)
第1章 版画へのめざめ[1920−1948]
第2章 満ちてゆく夢と抒情[1948−1955]
第3章 白と黒の深淵[1956−1976]
第4章 美しき色彩の世界[1956−1976]
第5章 憧憬と探求−敬愛した作家たちと、愛用品
巻末論考、年譜、参考文献、出品リスト

著/駒井哲郎
編集/神奈川県立近代美術館、世田谷美術館
寄稿/堀江敏幸、駒井亜里

B5判変型 並製本 216頁(図版293点)

【展覧会情報】
「銅版画家・駒井哲郎 掌上にひろがる星座のように」
会場:神奈川県立近代美術館 葉山館 ≫
会期:2026年9月12日(土)〜2026年11月15日(日)
会場:世田谷美術館 ≫
会期:2026年11月28日(土)〜2027年1月31日(日)
※本書は本展の公式図録兼書籍です。

◆駒井哲郎(こまいてつろう)
1920年に東京に生まれる。
慶應義塾普通部在学中にエッチングなどを習い、1938年に東京美術学校(現・東京藝術大学)油画科へ入学、戦時下の1942年に同校を卒業。
応召の後、戦後は、1950年の春陽会第27回展で春陽会賞を受賞。
翌1951年には《束の間の幻影》でサンパウロ・ビエンナーレ展在聖日本人賞を受賞。
また、翌1952年には、スイスのルガノ白と黒国際版画ビエンナーレにて優秀賞を受賞した。
1953年には、資生堂ギャラリーにて初個展を開催。同じ頃、若手芸術家によるグループ「実験工房」にも参加している。
1954年から55年にはパリへ渡り、国立美術学校でも版画を学んだ。
安藤次男との詩画集『からんどりえ』(1960年)をはじめ、文学者との詩画集や挿画の仕事も数多く手がけた。
1976年に逝去(享年56)。