ウポポイ(民族共生象徴空間)・国立アイヌ民族博物館開業を記念して
カムイと生きる
北海道の大自然に捧げるアイヌの賛歌。ともに歌い、みんなで踊ろう。
今、全世界からアイヌ民族、先住民族は注目されている。
今年、初めての国立アイヌ民族博物館を敷地内に創設するウポポイ(民族共生象徴空間)が北海道・白老に開業する。出版界でもアイヌの少女を主役にした漫画「ゴールデンカムイ」はシリーズ累計1,000万部を突破、アニメーション化されている。
本書は、各地でアイヌ文化を守る方々のサポートを受けて編集された。写真家・堀内昭彦が北海道をくまなく巡り、大自然の中でカムイに祈りと舞を捧げる姿を捉えた写真で構成。
寄稿はウポポイ創設を地元白老で担う旧アイヌ民族博物館館長・野本正博、平取町二風谷でアイヌ伝統工芸を今に伝える関根真紀、阿寒シアター〈イコㇿ〉でアイヌの古式舞踊を新たなデジタル表現とともに発信する「ロストカムイ」舞台監督・床州生。
現代においてアイヌ文化を守るため、懸命に生きるアイヌの真の姿を伝える。
●日英併記
<目次>
�� ウポポ リㇺセ 歌と踊り
・ク リㇺセ 弓の舞
・フッタレチュイ 黒髪の踊り
・エムシ リㇺセ 剣の舞
・サロルン リㇺセ 鶴の舞
�� カムイノミ 神への祈り
�� シンヌラッパ イチャㇻパ 先祖供養
�� ネプキ 作る
・イナウ 木幣をつくる
・アットゥㇱ 伝統織物
・イタ 伝統木彫
�� トーラサンペ カムイノミ
○場面解説
○寄稿
・何気ない暮らしの中のアイヌプリ/関根真紀(アイヌ工芸作家)
・「阿寒ユーカラ『ロストカムイ』」からのメッセージ/床州生(アイヌ工芸作家/阿寒アイヌ工芸組合理事/『ロストカムイ』舞台監督)
・土地の記憶を「ウポポイ」に継ぐ/野本正博 (旧アイヌ民族博物館館長)
・あとがき/堀内昭彦
○アイヌイタㇰ アイヌ語
○北海道のアイヌ関連施設
写真・著/堀内昭彦
寄稿/関根真紀、床州生、野本正博
251×190mm 並製本 144頁(図版130点)
オフィシャルホームページ
ウポポイ(民族共生象徴空間) OFFICIAL WEB ≫
イランカラㇷ゚テ OFFICIAL WEB ≫
◆堀内昭彦(ほりうちあきひこ)
兵庫県西宮市生まれ。
1991年、東京から北海道へ移住。
2009年から奈良と北海道の二拠点で撮影をつづける。
「日本の原風景」をテーマとし、奈良をはじめ古都の風景や、北海道の雄大なありのままの自然の風景など、いにしえからかわることのない神秘的な景色を撮影し続けてきた。
一方、ヨーロッパの田舎を取材したことをきっかけに、クラッシックの作曲家の足跡をたどる写真なども手がける。音楽への興味は国内にも向かい、邦楽の源流を探る旅を通じて撮影した写真の発表により、日本文化の素晴らしさを発信し続けている。
近年、ライフワークとして「日本の聖地や祈り」をテーマに撮影をはじめ、アイヌ民族の文化と出会う。
既刊本として「カムイの世界: 語り継がれるアイヌの心」(新潮社)、「ブラームス音楽の森へ」「ショパンの世界へ」(世界文化社)、おとなの奈良「絶景を旅する」「心を澄ます旅」(淡交社)、「ショパン紀行」(東京書籍)、「ショパン紀行」(東京書籍)など。








左:千歳アイヌ文化伝承保存会の長老(エカシ)
右:サロルン リㇺセ 鶴の舞

ク リㇺセ 弓の舞

ポロト湖畔に響くムックㇼ

根釧原野の湖

カムイノミ 神への祈り

平取町二風谷出身の関根摩耶さん
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