白沙村荘 橋本関雪記念館・福田美術館・嵯峨嵐山文華館で同時開催
「橋本関雪生誕140周年 KANSETSU ―入神の技・非凡の画―」展公式図録
「近代の日本画壇で、最も個性に富んだ風格を持つ」
井上靖(作家)に評された、京都有数の日本画家のすべて
2023年に生誕140年を迎える日本画家、橋本関雪(1883〜1945)は、幼い頃から画才を示し、深い漢学の素養や、何度もの中国や欧州への旅を通じて得た経験をもとに、大正・昭和戦前期の京都画壇で傑出した存在として知られた。
本書では、四条派の技術に裏打ちされた写実的な作品から、南画の伝統に根ざした写意的な作品まで、花鳥、山水、人物などのありとあらゆるテーマに卓越した手腕を発揮し、自身の美意識を貫いた関雪の生涯と芸術に、新発見作品や未公開資料と共に、美術史、建築史、庭園、篆刻、煎茶などの各分野の専門家が、多様な観点から迫る。
「橋本関雪生誕140周年 KANSETSU ―入神の技・非凡の画―」展公式図録。
<目次>
「はじめに」
対談「橋本関雪と白沙村荘を語る」/竹内浩一×橋本妙
「紙碑としての橋本関雪論―『橋本関雪先生之碑』を巡って」/村田隆志
�機峅莢箸箸靴討僚佝� ―文展以前の日々」
�供峅萍召龍塾粥汁梓�文展での連続受賞」
�掘峅菽鼎涼�児―後期文展での活躍」
�検峅萇�の完成―審査員としての帝展」
�后峅菁譟Υ慇磧銃�神の技」
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「白沙村荘の建築」
「白沙村荘の庭園」
「月心寺縁起」
「白沙村荘 橋本関雪記念館所蔵の橋本関雪所用印について」
「橋本関雪の技法を再現する―南宗画士・岡原大崋氏による模写―」
「関雪を悼む」
「橋本関雪の人と作品」
「関雪と栖鳳」
橋本関雪略年譜
橋本関雪関連参考文献目録
「おわりに」
謝辞
著/橋本関雪
編著/橋本眞次(公財 橋本関雪記念館 代表理事)、村田隆志(大阪国際大学 教授)
監修/白沙村荘 橋本関雪記念館、福田美術館
A4変型 並製本 224頁(図版122点、その他挿図、写真多数)
【展覧会情報】
「橋本関雪生誕140周年 KANSETSU ―入神の技・非凡の画―」
東山会場:白沙村荘 橋本関雪記念館 ≫
嵐山会場1:福田美術館 ≫
嵐山会場2:嵯峨嵐山文華館 ≫
会期:2023年4月19日(水)〜2023年7月3日(月)
※本書は本展の公式図録兼書籍です。
◆橋本関雪(はしもとかんせつ)
1883年、神戸市に生まれる。
儒者の父、海関の薫陶を受けて漢籍詩文に親しみつつ、12歳で四条派の画家に師事。
早くから才能を発揮して画家として活動し、20歳の時に京都で竹内栖鳳の門を叩く。
以降、東洋の古典に独自の解釈を加えた歴史人物画や、風景や風俗に惹かれて何十回も足を運んだ中国を題材とした作品を次々に発表して画名を高めた。花鳥、人物、風景と、多種多様な画題を描きこなしたが、特に美と精神性を兼ね備えた《玄猿》などの動物画で、一世を風靡した。造園と建築への情熱と造詣も深く、京都銀閣寺畔に邸宅と画室、茶室等が建つ広大な日本庭園を築き上げ、現在、白沙村荘 橋本関雪記念館として公開されている。
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