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エッセイ > 片隅の美術と文学の話

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片隅の美術と文学の話


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片隅の美術と文学の話
刊行 : 2017年04月
定価 : 3,080 円 (本体 : 2,800 円)
ISBN 978-4-7630-1712-3 C0095
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文豪や詩人、画家たちのサイドストーリー

『鍵のない館長の抽斗』に続くエッセイ集第2弾。
館長の抽斗奥からさらに出てきた、文学と美術をめぐる32の物語。
現代日本を代表する美術史家、世田谷美術館館長・酒井忠康の軽妙かつ深い見識によって、近代日本を代表する文豪や詩人、画家たちの精神が映し出され、一筋縄ではいかない強烈な個性の作家たちの生き様が目に浮かぶ。
「鏑木清方《三遊亭円朝》をめぐる話」…鏑木清方と麻生三郎が、三遊亭円朝を挟み、時空を超えて江戸と昭和を?ぐ。「川端康成と古賀春江」…川端康成の心を揺らし続けた画家・古賀春江について「芥川龍之介の河童の絵」…芥川龍之介の人生を写したかのような自身による河童の絵の話。「渋澤龍彦の最後の注文書」…偶然に見せてもらえた、生前最後の本の注文書について等、読み出すと止められない、読書心をくすぐる名エッセイ集。

対談2編掲載
「幻影の人、西脇順三郎の詩と絵画」吉増剛造(詩人)×酒井忠康
「聞き手」若松英輔

「画家の詩、詩人の絵」窪島誠一郎(無言館館長)×酒井忠康
「聞き手」土方明司

<目次>
喫験悗犯術
志賀直哉と「美術」
高村光太郎―パリで秘密にしたもの
高村光太郎の留学体験
鏑木清方《三遊亭円朝》をめぐる話
谷崎潤一郎の美的側面
夢二と同時代の美術
川端康成と古賀春江
芥川龍之介の河童の絵
『枕草子』に駆られた断章
岡倉天心の『茶の本』―もっと深く知りたい日本
夏目漱石の美術批評「文展と芸術」
時代をとらえた眼の人

胸蹐罰┣
村山塊多と詩と絵画
萩原朔太郎の装幀
西脇順三郎の絵
幻影の人、西脇順三郎の詩と絵画
「瀧口修造 夢の漂流物」展に寄せて
文具店の溝口修造
中島敦と土方久功
喪失と回生と―保田與重郎
吉田一穂の書と絵のこと
高見順と素描
画人・三好豊一郎
画家の詩、詩人の絵
安岡章太郎展の一隅
近藤啓太郎『大観伝』にまつわる消された話
渋澤龍彦の最後の注文書
ある日の磯田光一
前田愛と小林清親
ある消息―山田稔著『マビヨン通りの店』
曠野の一軒家―米村晃太郎と神田日勝
再会の夜の雪道―加藤多一

景験愡曲
かまくら文士の片影

孤舛れたものがたり
美術と文学の共演

あとがき

著/酒井忠康

四六判 上製本 240頁

◆酒井忠康(さかいただやす)
日本の美術評論家、世田谷美術館館長。
1941年 北海道余市郡余市町生まれ。
1964年 慶應義塾大学文学部卒業。同年より神奈川県立近代美術館に勤務。
1979年 日本の近代美術史研究の『海の鎖 描かれた維新』(小沢書店、1977年)と『開化の浮世絵師 清親』(せりか書房、1978年)で注目され第一回サントリー学芸賞受賞。その後1992年より同館館長就任。
1992年 神奈川県立近代美術館館長就任。
2004年 世田谷美術館館長就任。
近代美術の研究、現代美術の評論活動を行う。








 酒井忠康 関連書

鍵のない館長の抽斗(ひきだし)

鍵のない館長の抽斗(ひきだし)

ISBN 978-4-7630-1510-5 C0071

3,080円(本体2,800円)